2004-10-14 第161回国会 参議院 本会議 第2号
様々な利害、打算を乗り越え、この改革は地方が本当に望むものに仕上がるかどうか、ひとえに総理のリーダーシップに掛かっていると言っても過言ではありません。改めて、総理の決意をお伺いします。 三位一体の改革で地方自治体の財政はどうなっていくのか、特に税源の乏しい自治体は不安を隠せない状況にあります。
様々な利害、打算を乗り越え、この改革は地方が本当に望むものに仕上がるかどうか、ひとえに総理のリーダーシップに掛かっていると言っても過言ではありません。改めて、総理の決意をお伺いします。 三位一体の改革で地方自治体の財政はどうなっていくのか、特に税源の乏しい自治体は不安を隠せない状況にあります。
このようなこそくな手段、与党の利害、打算による法案提出をいつまで続ければ気が済むのでありましょうか。 私は、この立場から、中谷防衛庁長官の御見解を伺います。 今回の法改正では、いわゆる平和五原則の規定が、武器使用規定をわずかに緩和したのみで、そのままになっております。PKO協力法制定時には、停戦の合意や当事国の同意などの原則が国連においても有効に機能しておりました。
それで、私は、今一番日本の憲法論議で問題なのは、さまざまな憲法という原理が日本の社会の中に浸透しているか機能しているかという議論があったんですが、憲法の機能といいますか、憲法文化と言ってもいいと思いますが、これは、成文の規定と、それから日本人の政治文化と、それから利害、打算ですからその調整が必要な現実の国家社会のありようというこの三つがどう組み合わされてどううまく機能するかというところにあると思いますが
他方、そのこととリスクをとるかとらないかという問題は実は別な問題であって、どういう手段であるにせよリスクをとるようなところには行かないとかリスクをとるようなことには手を染めないというのは、これは武力行使はしないという道徳的なあるいは哲学的な原則とは実は別のものであって、どちらかというとこれは利害、打算、計算上の問題である。そこのところをやっぱりはっきりさせる必要がある。
恐らく銀行や商社になりますと、みずからの銀行が利害打算で買ったり売ったりされているよりも、お客さんから頼まれて行動をされている場合も少なくないわけでありますから、私は一生懸命かばうつもりもありませんが、相場の実態としてはそういうふうに冷静にお互いに認識をすべきではないかというふうに判断をいたします。
いろいろな外交交渉において利害、打算はあるとは思いますけれども、交渉において私はまず有利な立場にある人間の方が譲歩する。それは歴史的な経緯から見てもそうだと思います。ましてや、先ほど新美先生がおっしゃったとおり、人権という観点からすればもっとその普遍的な性格が要求されているのではないでしょうか。
アラブ諸国の歴史と伝統、民族の文化と慣習、アラーの神に代表される宗教、経済的利害打算等を考慮し、湾岸諸国固有の諸問題はアラブ人同士の間での解決にゆだねなければ真の平和を実現することはできないと考えます。
○島田最高裁判所長官代理者 なかなか難しい御質問でございまして、私ども必ずしもこれが正解だというふうに自信があるわけではございませんが、「裁判官は、その良心に従ひ」というその内心の良心、これは、やはり裁判官として持つべき良心としては、いわゆる自己の利害、打算、そういった私の思惑はすべて一切超越いたしまして、他からの圧力、そういったものを一切排除し、何物をも恐れずに、公正無私な信念を持って客観的な公正中立
それはあるいは大蔵当局から見ると、地代を払うよりか買った方が安いとか、利害打算はあるかもしれぬ。しかし、土地に対する国民の感情というものを本当に見ていくならば、国民に資産として土地はできるだけたくさん持たせて、政府が買うんじゃなくて、持たせて、そうして利用権だけを取り上げる、取り上げると言っちゃ悪いんですが、それは正当な報酬をもってやるというふうに僕はぜひ方向転換をしてもらいたいと思う。
総理や与党の利害、打算ということによって解散を行うべきではないということです。これは憲法の精神に反する、そのような考え方であるというように理解をしていいのですね、今の答えは。
○小此木国務大臣 国家対国家との問題が損得、利害、打算だけでもって済めば私は簡単なことだと思うのでございます。外交的な問題、経済的な問題等々において損得を度外視しても、ある意味において筋を通さねばならぬことが起きてくることも私は無理なことではないと思うのです。
もう一度か二度、たしか金丸さんの口からお伺いしたことではあるんですけれども、念を押させていただきたいのですが、この法案をお出しになったというのは、決して政党や議員個人の利害、打算でお出しになったのではないと、これは前提としてしっかり信じてよろしいのでしょうね。
○委員以外の議員(中山千夏君) 私はこの法案に反対の立場をとっているんですけれども、われわれ反対の立場をとるという者も決して自分自身の利害、打算で反対の立場をとっているわけではないと、これは審議を進めている中でお認めいただけますでしょうか。
高い理想を掲げながらも現実を忘れない、また祖国の利害、打算ということも軽視できない、しかしながらそれだけに拘束されないで、世界が変わればそれに対処するだけのものを持たなくちゃならないという、あの流れの中におけるダイナミックなこの瞬間を逸してはいけないというだけの決意があの中にはひらめいておったと思います。
そういう意味において、私は日本の議会政治を守らんとするならば、一党一派の利害打算に、権謀術策に陥ることなく自由濶達な政治論議をやって、そうして日本人の考え方というものを外国に率直に知らせることが外交の最高の手段であって、情報化時代の役割りはアメリカのようなCIAをつくったり、あるいは帝政ロシア以来伝統的なソ連のGPUや、スパイ政策みたいなものをやっても、最終的には自由を求める国民の声を抑えることはできなくなったのです
これは単なる利害、打算を超えた、正義の前にはあくまでこれを守り通していく、貫き通していく、力には屈しない、こういう民族の魂を支え抜いていかなければならない。これが北方領土返還運動にかける国を挙げての思いであり、そうしたものを支えているのが現地の、しかももういままでかけ声だけで心配します、いろいろやりますよと言いながら本当に国としての思い切った措置がとられておらない。
○井上(泉)委員 大平総理が北京での講演でも、一時的なムードや情緒的な親近感、さらには経済上の利害打算のみで日中関係の局面を築き上げようとするならば、それはしょせん砂上の楼閣に似たはかなく脆弱なものに終わるでありましょう、こういう講演をされておるわけで、これは中国の公式の場でたくさんの方に話をしたのです。
いつか、レーガン政権登場のときに大臣に、政策は変わるのでしょうかということで大分ここで申しまして、人権外交から国権外交という線で、利害打算と言っては悪いのですけれども、そういった側面が強く出てくるのじゃないだろうかというふうに質問もさしていただいたわけでございますが、見れば見るほど、国際機関への援助はできるだけ控えて、二国間の援助を強化していく、総体としては援助を減らす。
いずれにしても、各党、各会派が、余り目先の利害、打算だけでなしに、日本の民主政治、議会政治を健全に育成、発展をさせるという観点から選挙制度というものを冷静に御検討いただきたいものだ、私はこう思っております。
おっしゃるとおりでございまして、少なくとも経済援助上で黒字減らしだとかそういう利害、打算でやるべきではない、誠心誠意相手の気持ちになってやるべきだ、こういうことはおっしゃるとおりでありますから、今後とも、十分注意をしてその実が上がるように努力をいたします。
これが幅をきかせている日本の政治においては、不必要なほどそこに感情が入って、利害打算が入って、そこに権楳術策の小人の躍動する余地を与えるのであります。